時間管理の承認ワークフロー:チームがよく間違えること
時間管理の承認は、官僚的な手続きのように聞こえます。正しく運用すれば、それは請求における安全網になります。誤って運用すれば、マネージャーが嫌がり、チームメンバーが不満を抱く、毎週のボトルネックになってしまいます。
ここでは、多くのチームがよく間違えることと、その直し方を紹介します。
承認が存在する理由
時間承認ワークフローの目的はシンプルです。エラーがクライアントに届く前に食い止めることです。
承認がない場合、次のようなことが起こります。
- 入力ミスがそのまま請求される(8時間が80時間になる)
- 間違ったプロジェクトに記録された時間が、あるクライアントの請求額を膨らませる
- 請求対象外の作業(社内会議、間接業務)がクライアント請求に含まれてしまう
承認プロセスがあれば、マネージャーは請求のためにロックされる前に、週に一度時間エントリを確認します。1回のレビューステップ。ミスを見つける唯一の場所です。
このワークフローは、レビューが実際に行われて初めて価値を持ちます。
間違い1:毎日のタスクにしてしまう
一部のチームは毎日の時間承認を求めます。これはやりすぎで、マネージャーに絶え間ない中断をもたらします。レビュー担当者は、常に何か承認すべきものがある状態に慣れてしまい、緊急性を感じなくなり、注意を払わなくなります。
より良い方法は、請求期間に一度だけレビューすることです。週次が標準です。金曜日の午後に20分を確保して、その週のエントリをレビュー・承認しましょう。
間違い2:中身を見ずに承認する
承認ステップは、誰かが実際にエントリを読んで初めて機能します。すべてを機械的に承認してしまっては意味がありません。
レビュー時に確認すべきこと。
- 一人当たりの合計時間は想定通りか?(月曜日に誰かが14時間記録していないか?)
- エントリは正しいプロジェクトに割り当てられているか?
- 請求対象のタスクは請求対象としてマークされているか?
- 不自然なほど切りの良い数字はないか?(誰もぴったり8.0時間働くことはない)
これは1請求期間あたり10〜15分程度で終わる作業です。何時間もかかるものではありません。
間違い3:理由を示さず却下する
マネージャーが時間エントリを却下する場合、チームメンバーはその理由を知る必要があります。説明なしの「却下」は、混乱と不満を生みます。
すべての却下には、たとえば「間違ったプロジェクトに記録されています。正しくはクライアントBです」や「これは社内会議です。非請求対象としてマークしてください」といったメモを添えるべきです。
Promanでは、マネージャーが時間エントリを差し戻す際に却下理由を追加できます。チームメンバーは却下されたエントリと一緒にそのメモを確認できます。
間違い4:請求のタイミングまで待つ
時間エントリの問題を発見する最悪のタイミングは、請求書の締め切り時です。その頃には、チームメンバーは3週間前に何をしていたか覚えていないかもしれません。
月次で請求する場合でも、エントリは週次でレビューしましょう。作業の記憶がまだ新しいうちに問題を見つけられます。
Promanでワークフローを設定する
- 設定 → 時間管理 に移動します
- ワークスペースの承認を必須にするを有効にします
- マネージャー(管理者またはオーナーロール)に承認権限を割り当てます
- 承認期間を設定します(デフォルトは週次です)
有効化すると、チームメンバーは各週末に時間を提出します。マネージャーにはレビューの通知が届きます。承認済みのエントリは請求ワークフローに流れ、却下されたエントリはメモとともに差し戻されます。
チームメンバーは、提出したすべてのエントリのステータスを確認できるため、確認のためにマネージャーを追いかける必要はありません。
正しい心構え
時間承認は、誰かが何か間違ったことをしていないか監視するためのものではありません。多くの動く部分を持つシステムの中で、請求の正確性を維持するためのものです。
これを人事評価ではなく、データ品質のステップとして扱いましょう。時間エントリをレビューするマネージャーは、従業員が十分に働いたかどうかを評価しているのではなく、正しい時間が正しい場所に計上されているかを確認しているだけです。
これを理解しているチームは、このワークフローを摩擦なく運用できます。監視だと捉えてしまうチームは、それを不満の種にしてしまいます。
承認ワークフロー付きの時間管理は、Proman ProプランとBusinessプランで利用できます。料金プランを見る →
Alex Rivera
プロジェクトマネージャー兼ワークフローコンサルタント。チームが実際の働き方に合ったツールを見つける手助けをしています。